このような症状でお困りですか?

症状

1.歩いたり階段の昇り降りをすると膝が痛む
2.朝起きると膝がこわばってしまう
3.何度も膝に水が溜まってしまう
4.病院で膝の痛みは加齢によるものと言われたが改善しない
5.膝も痛いが足のつけ根も痛くなる
6.膝が痛く足全体も重く鈍く痛む
7.膝の腫れが引かない

 

 

膝の痛み~鵞足炎・腸脛靭帯炎・ジャンパーズニー・関節水腫・半月板炎・オスグッドシュラッター病~

鵞足炎(がそくえん)

膝の内側にあたる脛骨の内側に付着する縫工筋・薄筋・半腱様筋。これらの筋肉が付着する部分が炎症した場合、「鵞足炎」となります。炎症する部位として腱もしく鵞足包(滑液胞包)が炎症します。膝内側の病態の多くが鵞足炎でありポピュラーな病態ともいえます。

症状として歩行痛・階段の昇り降り・膝の過屈曲・過伸展時に痛みが出て炎症がひどい場合は腫れや熱感も確認できます。原因としてX脚なども挙げられますが鵞足部に付着する3種の筋肉が骨盤から走行するため多くが骨盤の可動制限や股関節のゆがみから病態を誘発し治療においては膝のみならず股関節・足関節・足のアーチバランスも対象にアプローチする必要があります。予後が悪い場合、将来的に変形性膝関節症に移行することもあるので注意が必要です。

 

腸脛靭帯炎(ランナーズニー)

腸脛靭帯炎(ランナーズニー)は腸脛靭帯と大腿骨顆部が擦れることによって炎症がおきる病態といえます。競技においてはランナーに多く見られることから通称「ランナーズニー」ともいえます。

もともと腸脛靭帯は殿部(おしり)の大殿筋・中殿筋・大腿筋膜張筋が膝に向かって走行する途中から腸脛靭帯になります。したがって股関節の可動制限や骨格のアンバランスの影響を受け殿部筋の過緊張から腸脛靭帯の過緊張を作り出し大腿骨顆部との摩擦の原因になるため治療においては股関節・足関節・足のアーチバランスも対象にアプローチする必要があります。初期のうちに適切な治療と管理が行えない場合、予後が悪くなることも多いために注意が必要です。

 

 

ジャンパーズニー

ジャンパー膝とはバレーボールやバスケットなどでジャンプや着地動作を頻繁に行ったり、サッカーのキック動作やダッシュなどの走る動作を繰り返したりするスポーツに多くみられるスポーツ障害です。

主な原因として大腿四頭筋の柔軟性低下により負担が膝蓋骨(お皿)周辺に蓄積し腱や膝蓋靭帯が炎症します。大腿四頭筋の柔軟性低下においては股関節の可動域や足のアーチ低下による影響を受けるため患部の保護とともに改善させる必要があります。

関節水腫(膝に水が溜まった状態)

「関節水腫」とは関節内に余分な体液がにたまった状態を言います。通常、正常な関 節内には滑膜と言う膜があり、その膜が関節液(滑液)を作り関節の中 に潤滑液を満たし関節の動きを円滑にしたり、関節を維持するために栄養の供給や老廃物の除去などの働きをしています。しかし関節内に負担がかかってくると関節内に炎症が起き炎症反応により滑膜から過剰に滑液が分泌され膝に水がたまった状態になります。病院などでは注射によって水を抜く処置を行うこともありますが抜いた結果、より関節が緩んでしまって安定性が無くなりより多くの滑液の分泌の結果、再び水が溜まるという悪循環に陥ることがあります。よほどの外傷による水腫以外では抜かずに関節にとって安静な状態を作り出し溜まった水が吸収させていかないといけません。

半月板損傷

半月板は大腿骨と脛骨の間にある軟骨様の板で、内側と外側にそれぞれ一つずつあります。半月板の機能として関節に加わる体重の負荷を分散させる役割と、関節の位置を安定にする働きを持っています。

半月板損傷の原因として「外傷性」の運動時の負荷や怪我から生じる場合と、「変性型」の加齢により傷つきやすくなっている半月に長期に渡り外力が加わって損傷する場合があります。

症状として痛みはもちらんですが膝の曲げ伸ばしの時の引っかかり感が出現し、ひどい場合には急に膝が曲げも伸ばしもできなくなるロッキングという状態になり歩けなくなる程痛くなることもあります。併せて関節内で水が溜まって腫れたり、出血して血液が溜まることもあります。

治療においては外科手術を用いることもありますが、近年では関節軟骨への影響から保存療法(手術を行わない)での治療も行っています。当院では膝関節・半月板への負担を最大限減らした状態から固定処置を行い半月板損傷へアプローチします。

オスグッドシュラッター病

オスグッド病は膝のお皿の下側に位置する脛骨粗面が強く何度も引っ張られた結果、脛骨粗面がはがれたり炎症する状態を指します。成長期(小学生高学年~中学生)に特有で体が成長しきっていない不安定な状態で過度の運動が加わり膝への負担が加わった結果、損傷します。しかし運動をしなければ絶対にならないのかといわれると、過度に運動をしていない子供でも発症することがあります。成長期特有なので成長発達とともに症状は改善する傾向にありますが競技を継続しながら使っていくためには患部へのケアと適切な保護と管理が必要になります。

 

 

 

 

骨格の歪みから膝の痛みに治療アプローチ

骨格バランス(歪み)の検査

人体の基礎となる骨格は206個の大小様々な骨で構成されています。そしてそれらの骨同士が連結する場所を「関節」と呼びます。

膝の痛みの場合、単純に膝関節や膝周りの筋肉だけの問題で起こることはありません。

骨格全体のバランス(ゆがみ)を客観的に評価することにより「真の膝の痛みの原因」を解明することが可能です。

 

 

※治療においてはその日のコンディションにあわせてオーダーメイド治療を行わせていただきます。

同じ「膝」の症状でも「おからだの状態」「治療の目的」により毎回細かく治療方法は変わります

 

(治療方法例)

アクチベーター治療・筋スラッキング療法・筋膜リリース・各種物理治療器・テーピングテクニックなど

 

 

 

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