このような症状でお困りですか?
1.肩が痛くて服を着替えるのも一苦労する
2.寝ていると肩が痛くて目が覚める
3.痛みは楽になってきたが肩が固まって一番上まで挙げられない
4.電車のつり革につかまるのがつらい
5.ちょっとした動きで肩に激痛が走る
6.左右の肩の高さが違う
肩の痛み~五十肩・インピンジメント症候群・上腕二頭筋炎・挙がらない肩(拘縮)~
五十肩
40歳以降に頻発する肩の代表疾患で関節の変形や筋肉の萎縮は少ないが強い痛みと肩関節の運動障害が特徴です。
①炎症期(痛みが最も強く夜間痛が顕著)②拘縮期(痛みは弱まってくるが肩関節の運動制限が増す(拘縮)時期)③解氷期(痛みと拘縮が改善する時期だが痛みは取れても運動制限(拘縮)が完全に改善しないこともあるので要注意)の3つの時期に分かれます。
各時期を適切に管理・治療を行わないと1~2年と長い間症状がとれずに、かつ運動制限(拘縮)が残ったままになることがあるので初期のうちから適切な治療を行う必要があります。
インピンジメント症候群
肩関節は他の関節に比べ大きく動かせるといった特徴がありますが関節が緩いため外れやすい(脱臼)特徴があります。
それを防ぐために肩には腱板という4種のインナーマッスル(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)が存在します。インピンジメント症候群とはそれらのインナーマッスルと筋を取り囲む骨・靭帯が接触・圧迫するために筋肉に炎症を引き起こし痛みや運動制限を引き起こします。
五十肩と同類にされがちですが細かい病態は異なります。
しかしインピンジメント症候群も拘縮を起こしやすいので初期のうちから正しい治療が必要です。
上腕二頭筋長頭腱炎
肘を曲げた際にできる「力こぶ」。これを上腕二頭筋と言います。
上腕骨から肘まで筋肉が走行し肘を曲げる働きがありますが上腕骨に存在する溝(結節間溝)と上腕二頭筋の腱が接触・摩擦を起こすことによって腱が炎症を引き起こします。
腕を正面から挙げる動作などで痛みが出やすく炎症が強い場合は腱のみならず筋全体に痛みや重苦しさが出ます。野球などの競技でも負傷することがありますが猫背など背中が丸く肩が前に入っている場合、腱と結節間溝が接触しやすくなるためデスクワーク作業も注意が必要です。
挙がらない肩(肩関節の拘縮)
五十肩やインピンジメント症候群など肩関節の炎症を起こした後に可動域が制限される関節拘縮。
本来、正しく治癒過程が起きて入ればなりにくく拘縮現象は「治癒過程におけるエラー」といってもいいでしょう。
肩関節における拘縮においては「関節単位の拘縮」や筋肉・腱・滑液包のように関節周囲に存在する組織が炎症を起こし痛みにより運動が制限される「軟部組織性拘宿」などがあり原因とアプローチするところが変わってきます。
どちらの拘縮タイプにおいても早い段階から治療やリハビリを行わないと「今より更に関節が固まって動かなくなっていく」ということです。
骨格の歪みから肩の痛みに治療アプローチ
骨格バランス(歪み)の検査
人体の基礎となる骨格は206個の大小様々な骨で構成されています。そしてそれらの骨同士が連結する場所を「関節」と呼びます。
肩の痛みの場合、単純に頚椎や肩関節首肩の筋肉だけの問題で起こることはありません。
骨格全体のバランス(ゆがみ)を客観的に評価することにより「真の肩の痛みの原因」を解明することが可能です。
※治療においてはその日のコンディションにあわせてオーダーメイド治療を行わせていただきます。
同じ「肩」の症状でも「おからだの状態」「治療の目的」により毎回細かく治療方法は変わります
(治療方法例)
アクチベーター治療・筋スラッキング療法・筋膜リリース・各種物理治療器・テーピングテクニックなど
肩の痛みでお困りの方、お気軽にお問い合わせください
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